ホワイトバランスって何?写真の色を決める設定

勉強中さん
カメラの設定を見ていたら「WB」っていう項目があるんですけど、これって何なんですか?
タツジンさん
WBは「ホワイトバランス(White Balance)」の略だよ。簡単に言うと、写真全体の色の傾向を決める設定なんだ。
勉強中さん
写真全体の色……ということは、同じ場所で撮ってもWBを変えると色が変わるんですか?
タツジンさん
そう。例えば同じ風景でも、設定によって少し青っぽく見えたり、黄色やオレンジっぽく見えたりするんだ。
勉強中さん
なるほど。じゃあ、実際にはどのくらいの数値にすればいいんですか?
タツジンさん
カメラによって表示方法は少し違うけど、色温度を数値で設定する場合は「K(ケルビン)」という単位を使うよ。
例えば、白熱灯なら約3000K、蛍光灯なら約4000K、晴れなら約5200K、曇りなら約6000Kあたりがひとつの目安になる。
勉強中さん
数字が大きいほうが暖かい色になるんですね。
タツジンさん
その通り。数値を低くすると青っぽい方向に、高くすると黄色やオレンジっぽい暖色方向に変化する。
勉強中さん
なるほど、低いと青い・・と、メモメモ。
タツジンさん
ただ、まず、基本は白いものが白く見えるような設定。
実際の光の色に合ったWBにすると、白いものが自然な白に近づいて、
写真全体の色もすっきりして見えるんだ。
勉強中さん
じゃあ、基本的にはその場の光に合わせて設定するのがいいんですね。
タツジンさん
そうそう、まずはそれが大事。大抵はオート設定(AWB=Auto White Balance)でも綺麗に撮れることが多いよ。でも、WBには「絶対にこの設定が正解」というものがあるわけじゃないんだ。
勉強中さん
正解がない?
タツジンさん
そう。例えば夕焼けを撮るとき、実際の色より少しオレンジ味を足して、暖かさを強調するのもひとつの表現だよ。
勉強中さん
じゃあ、逆に青っぽくしてもいいんですね。
タツジンさん
もちろん。そうすると、少しクールな印象になったり、うまくいくと、独特な雰囲気になることもある。
あえて極端に設定すると、現実の色を再現するというより、色そのものを使って「絵」を作っているような印象にもなる。
勉強中さん
なるほど……普通の「写真」から、ちょっと「ピクチャー」っぽくなる感じですね。
タツジンさん
そういう感覚で考えても面白いよ。WBは「正しい色にするための設定」だけじゃなく、写真の雰囲気を作るためにも使えるんだ。
広告や雑誌でちょっとだけ雰囲気の良い写真は、このWBが独特に設定されていることで生まれているときもあるね。

今日のTIPS

WBは「ホワイトバランス」の略で、写真全体の色の傾向を決める設定。

色温度(K=ケルビン)を低くすると青っぽく、高くすると黄色・オレンジっぽい方向に変化する。

光に合った設定にするとナチュラルでぱきっとクリアな表現になる。

WBは、色を正しくするだけでなく、写真の雰囲気を作るための設定でもある。

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