ISO感度って何?

勉強中さん
カメラの設定を見ていると、F値、シャッター速度と合わせて、「ISO感度」っていう数字がありますよね。これは何なんですか?
タツジンさん
ISO感度は、簡単に言うと「カメラが光をどれくらい感じるか」を数値化したものです。「ISO」や「感度」とだけ呼ぶこともありますよ。
勉強中さん
数値が大きいほうがより「光を感じる」ってことですか?
タツジンさん
そうです。なので、光の多い日中屋外なら感度は小さくて(ISOの数値が小さくて)大丈夫です。
それでは、暗い夜や室内なら?
勉強中さん
えっと、暗い場所ほどISOを上げる、ということで合っていますか?
タツジンさん
その認識で合っています。具体的には、
明るい昼間ならISO100〜400くらい。
室内ならISO800〜3200くらい。
夜ならISO3200以上を使うこともあります。
勉強中さん
暗いときはISOをどんどん上げればいいんじゃないですか?
タツジンさん
そこがちょっと悩ましいところなんです。ISOを上げるほど、写真にノイズが入りやすくなります。
勉強中さん
ノイズって、写真がザラザラした感じになるやつですか?
タツジンさん
そうです。イメージしやすいように、マイクで例えてみましょうか。
勉強中さん
マイクですか?
タツジンさん
例えば、すごく小さな音をマイクで拾いたいとします。そこで音を大きくするために増幅の度合いを上げていくと、音だけじゃなくて、だんだん「サー」というノイズも目立ってきますよね。さらに上げると、音が割れてしまうこともあります。
勉強中さん
なるほど。音を大きくしようとすると、ノイズまで一緒に大きくなっちゃうんですね。
タツジンさん
そういうイメージです。写真も似ていて、ISOを上げて光の信号を大きく増幅していくほど、写真にノイズが入りやすくなります。
勉強中さん
じゃあ、ISOは低ければ低いほどいいんですか?
タツジンさん
基本的には低いISOのほうがノイズは少なく、きれいに写しやすいです。ただ、暗い場所で無理にISOを低くすると、シャッター速度を遅くしたり、絞りを開いたりする必要が出てきます。
勉強中さん
あ、それだとシャッター速度が遅くなって、今度はブレるかもしれないんですね。
タツジンさん
そうなんです。だからISOは「低ければ正解」というより、その場の明るさやシャッター速度、絞りとのバランスで考えるものなんです。
勉強中さん
そう考えると、ISOってシャッター速度やF値ともつながってるんですね。
タツジンさん
その通りです。この3つの関係性は、写真を撮るうえでとても基本的な構造です。ぜひ理解して欲しいところです。
勉強中さん
わかりました、頑張ります!
タツジンさん
ところで、シャッター速度やF値は昔から変わらない要素ですが、ISO感度は、デジタルカメラの進化とともにかなり進化した要素でもあります。
特に高ISOでの写りは、デジカメの進化を感じやすい部分です。
勉強中さん
そんなに違うんですか?
タツジンさん
昔のデジタルカメラでは、ISO800くらいでもノイズがかなり目立って、ザラザラした写真になることがありました。それが今では、ISO3200くらいなら普通に使えるカメラも珍しくありません。機種によってはISO10000を超えても実用的に使えるものもあります。
勉強中さん
ISO3200が普通に使えるって、昔を知っている人からすると結構すごいことなんですね。
タツジンさん
そうですね。そして、高ISOに強いかどうかを考えるときには、センサーの大きさも関係してきます。一般的には、同世代の機種で比べるとフルサイズのほうが高ISOで有利になりやすいです。
勉強中さん
なるほど。ISOって、ただ暗いところを明るくするための数字じゃなくて、カメラの進化も感じられる設定なんですね。
タツジンさん
そうですね。ISOを上げれば暗い場所でも撮りやすくなる。でも、上げすぎるとノイズが増える。そのバランスを考えるのがISO感度なんです。

今日のTIPS

ISO感度は「ISO」「感度」とも呼ばれ、カメラが光をどれくらい感じるかを表すもの。

目安として、昼間はISO100〜400、室内はISO800〜3200、夜はISO3200以上を使うことがあります。

ISOを上げると暗い場所でも撮りやすくなりますが、増幅の度合いが大きくなるほど、写真にノイズが入りやすくなります。

ISO感度は、シャッター速度や絞り値と合わせて考えることで、写真の表現の幅を広げられる大切な要素です。

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